実技試験は不合格になりにくい?誰でもできる対策を大公開

実技試験, 言語に関する技術, 造形に関する技術, 音楽に関する技術

保育士試験の難関は筆記試験だと言われていていますが、実技試験も気を抜いてはいけません!

比較的合格率が高い実技試験ですが、的を射た対策を行わなければ合格することはできません。ここでは、合格するための実技試験対策についてご紹介します。

合格しやすいって本当?実技試験のしくみ

実技試験の合格をめざすためには、まず、保育士試験のしくみを知っておきましょう。

筆記試験と実技試験、両方の合格が必要

筆記と実技両方の合格が必要


保育士試験に合格して保育士資格を取得するには、「筆記試験」と「実技試験」の両方に合格する必要があります。保育士試験の合格率は20%前後と難易度が高いですが、これは筆記試験と実技試験を合わせた数字で、実際のところはほとんどの方が筆記試験でつまずくと言われています。

だからと言って、実技試験で気を抜いてしまうのは厳禁!最終合格をめざすには、筆記試験の結果通知を待つことなく実技試験対策を始めて、合格可能性を高めましょう。

実技試験は得意分野を選べる

実技試験では、音楽・造形・言語の3分野から、受験する2分野を選択することができます。そのため自分の得意な分野を選んだり、学習しやすい分野を選ぶことで合格可能性を高めることができます。

実技試験は、課題が事前に発表される科目もあり、対策がしやすいため、網羅的な学習が必要な筆記試験と比べて、合格しやすいと言えます。

実技試験だけ不合格になっても大丈夫!

できれば一発合格をめざしたいところですが、もし実技試験が不合格になっても安心してください!筆記試験の科目合格には、3年間の有効期間があるため、実技試験が不合格になった場合でも、有効期間内に再受験することができます。次回の筆記試験の受験は免除となり、直接、実技試験を受験することができますので、合格可能性もグッと高まります。

今すぐできる!実技試験対策!

繰り返しとなりますが、筆記試験の結果通知を待っていては、実技試験対策の時間が足りなくなってしまいます!余裕を持って対策するためにも、なるべく早めに始動しましょう。

どの分野がおすすめ?

できるだけ合格しやすい分野を選択したいところですが、どの分野も難易度は同程度であることから、対策時間も同程度必要となります。

音楽では、ピアノやギターの演奏が必要になるため少し難易度が高いように感じますが、経験者からすると一番簡単です。

造形と言語は、練習すれば誰でもできるようになる分野です。楽器経験者は音楽ともう一つ、未経験者は、造形と言語を選んで対策するのがおすすめです。

音楽の対策方法は?

音楽の対策方法は?

音楽では、課題曲の弾き歌いを行います。課題曲の楽譜は受験申請の手引きに記載されるため、しっかりチェックして準備しておけば経験者にとって難しいものではありません。決してピアノやギター、歌のスキルの高さを求められるものではありませんので、ブランクがある方も練習をすれば合格可能性があります。

造形の対策方法は?

造形の対策方法は?

造形では、条件に合わせて指定されたシーンを描きます。課題は保育の一場面であることが多く、過去問などを見ながら対策が可能です。絵の上手さを評価するものではないため、絵に自信がない方も安心できますが、子どもと保育士を描くことは毎年出題されるため、最低限描けるようにしておきましょう。

言語の対策方法は?

言語の対策方法は?

言語では、子どもに対する素話を行います。3歳程度の子どもに課題の童話をお話して、お話の内容を理解してもらい、楽しんでもらえるかを評価します。合格者がお手本動画を公開していたりしますので、参考にすると対策しやすいでしょう。

実技試験もしっかり対策して、合格をめざす!

実技試験は合格率が高い反面、軽視すると相応の結果となります。筆記試験と同等の緊張感をもって対策を行いましょう!

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